審美歯科治療
現代では、歯をきれいに美しく見せる目的は何なのでしょうか。言い換えると審美歯科の目指すものは何なのでしょうか。
医学の目的の根幹は、病気を治すことです。それに加えて健康を維持することも大きな目的です。現代ではさらに”ＱＯＬ”（Quolity Of Life;日常生活の質）の向上が求められます。
例として、 癌の手術において、広汎に癌細胞をを切除してしまえば、手術の成功率は高まるかもしれません。しかしながら、美しさが犠牲となる場合があります。患者さんのＱＯＬ（日常生活の質）を考えた場合切除範囲を小さくする努力をしなければなりません。
歯科においてもそれは同じです。「痛みがとれる」「ものが咬める」といった目的の先にはさらなる生活の質の向上が求められます。それは美しい歯を持つことにより、自分自身に自信を持てる様にすることで、社会で活躍することです。。
「審美歯科の目的としているものは、出来る限り耐久性のある素材で美しい歯を作ること、患者のコンプレックスをとり除き、精神的満足感を与ええることである。審美歯科治療は予防を行いながら、患者の精神的手助けをすること、患者の継続的なケアを含めて、必要な治療を続けることなのである。」審美歯科治療の目的は、きれいな歯を入れることで、精神的な問題を改善し、心の健康を手にいれることかもしれません。
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昨年の秋に「GC」という歯科界では有名なメーカーから、待望のオフィスホワイト二ング剤（クリニックで行うホワイト二ング）が発売されましたので、お話したいと思います。 商品名は「ティオン」といいます。同じ名前のホームホワイト二ング剤（家庭で行うホワイト二ング）が以前よりありましたが、今回のものは、歯科医師が使用するものなので、より強力になっているようです。この薬剤は一年以上前から、近いうちに発売されるという話は聞いていたのですが、厚生労働省の薬時申請に時間がかかったようです。巷では厚生労働省の認可を取得していないものが色々出回っておりますが、当院ではそのような薬剤は使用しないので、今回の「ティオン」が発売されるのが待ち遠しかったです。 「ティオン」の一番の特徴は、従来のホワイト二ング剤と違い光触媒を用いるところです。まず、通法通り歯面を回転するブラシで清掃し、歯肉を薬剤からガードするコーティングを行い、この光触媒を歯面に塗布しその上からホワイト二ング剤を塗布し光照射します。 
