中葛西歯科・矯正歯科で用いる薬について

 歯科を受診されて、薬をもらった経験のある方も多いと思います。 歯科で使われる薬には、抗生剤(化膿止め)、鎮痛消炎剤(痛み止め)、剤(口をゆすぐ薬)等がありますが、本日は抗生剤についてお話したいと思います。  日本の歯科で使用される抗生剤には、主にペニシリン系、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ペネム系、ニューキノロン系等があります。 このうちのテトラサイクリン系の薬剤は主に塗り薬として使用され(歯周ポケットに注入したりします)、ほかのものは内服薬(飲み薬)として使用されることが多いと思われます(抜歯後に渡されたりします)。  ではなぜ歯周ポケットにはテトラサイクリン系の薬剤が用いられるのでしょうか。(皆さま方の中には細い注射器のような容器の中に入った黄色い薬を歯周ポケットに入れてもらった経験のある方もおられると思います。)  歯周ポケットの奥に潜む歯周病菌の多くは空気に触れることを嫌います。このような細菌を嫌気性細菌といいます。歯周ポケットの奥なら空気に触れることがなく、このような細菌には非常に心地がいいのです。  テトラサイクリン系の薬剤はこの嫌気細菌によく効くのです。よって、歯周ポケットにはよく用いられます。 ほかの薬に関しては、次回順番にお話しさせていただきたいと思います。 虫歯の治療回数を少なく、痛くない歯医者 中葛西歯科・矯正歯科 東京都江戸川区中葛西5-13-5  TEL03-3680-9111 東京メトロ東西線葛西駅の西口を出て、メトロセンターを抜けて、 線路沿いを西葛西方面へ 夜9時まで診療 駐車場5台完備

 

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