抜歯の器具、手順

 今回は抜歯の器具、手順についてお話します。まず器具ですが、へーベル、抜歯カンシ(ばっしかんし)、鋭匙(えいひ)を基本的に用います。(写真) 。 まず、ピンセットを歯と歯茎の間に刺して、抜く歯の周りを一周します。これで歯肉と歯の根をつないでいる靭帯が切断されました。次にへーベルを歯と骨の間に差し込みます。へーベルの先端はちょうど、くさび状になっており、このへーベルを小刻みに回転させ、歯を浮き上がらせます。歯が骨から外れたところで、抜歯カンシで取り去ります。そして、鋭匙(先端が耳かき状で刃がついています)で歯を抜いた穴の中を掃除して、テトラサイクリン系の抗生剤を入れて脱脂綿を暫く噛んでもらい、止血を確認して終わりです。(場合によっては縫合します) 翌日、または翌々日に患部の消毒に来院してもらいます。大概は大丈夫なのですが、たまに大きく腫れていたり、予想外の展開になっている時があり、その時は抗生剤の投与量を増やしたり、抗生剤そのものを強いものに変える必要があります。こういった対応を早くした方が、治癒が早くなりますので、当院では翌日又は翌々日に来院してもらっております

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